高知県で気をつけたい災害と暮らしの注意点
高知県では、地震のあとの津波、竜巻・突風、マダニによる感染症、熱中症に注意が必要です。公式データをもとに説明します。
気をつけたいこと
地震のあとの津波
内閣府の南海トラフ巨大地震の想定によると、高知県は静岡県・和歌山県・三重県・徳島県と並び、津波が来るまでの時間が10分以下とされる県の一つです。高知県・静岡県では、想定される津波の高さが30メートルを超える場所もあります。地震はいつ起こるか分かりません。海の近くで強い地震を感じたら、すぐに高い場所へ逃げてください。避難タワーがある地区では、場所を前もって確認してください。
今すぐできる対策
- お住まいの市町村が公表しているハザードマップで、自宅・職場から最も近い避難タワー・高台を確認する。
- 夜間や観光シーズンなど、土地勘のない人が多いタイミングを想定した避難訓練に参加する。
- 避難タワーの位置・鍵の有無・収容人数を事前に把握しておく。
- 揺れを感じたらまず高台へ、警報を待たない「率先避難」を徹底する。
- 複数回の津波来襲に備え、警報解除まで避難場所にとどまる。
竜巻・突風
気象庁のデータベースによると、高知県は竜巻の発生が確認された数が多い地域の一つです。台風が近づくときに発生しやすくなります。空が急に黒くなったら、頑丈な建物の中に入ってください。
今すぐできる対策
- 台風接近時は、暴風域に入る前から竜巻注意情報をこまめに確認する。
- 空が急に黒くなる、雹が降る、耳鳴りがするなどの前兆があれば、すぐに頑丈な建物内に移動する。
- 屋内では窓から離れ、1階の窓のない部屋に移動する。
- 台風対策(雨戸を閉める、飛散物を固定する)と竜巻対策は共通する部分が多いため、台風接近前に一緒に済ませておく。
- 車庫・農業用ハウスなど飛ばされやすい構造物は、台風シーズン前に補強しておく。
マダニ等による感染症(SFTS)
国立健康危機管理研究機構によると、SFTSは、高知県・徳島県・宮崎県・鹿児島県を含む西日本を中心に報告が多い傾向が続いています。危ないのは春から秋です。草むらに入るときは、長袖・長ズボンを着てください。
熱中症
総務省消防庁によると、令和7年5〜9月に、高知県で熱中症のため救急車で運ばれた人は707人でした。こまめに水分を補給し、暑い日は室内でもエアコンを使用してください。
まとめ
高知県では、10分以内の津波・竜巻突風・マダニ・熱中症に気をつけてください。
情報源
- 内閣府防災(津波高PDF)https://www.bousai.go.jp/jishin/nankai/kento_wg/pdf/tsunamidaka.pdf
- 気象庁 竜巻ポータルサイト https://www.jma.go.jp/jma/menu/tatsumaki-portal.html
- 国立健康危機管理研究機構「感染症発生動向調査で届出られたSFTS症例の概要」https://id-info.jihs.go.jp/surveillance/idss/target-diseases/sfts/index.html
- 総務省消防庁「令和7年(5月から9月)の熱中症による救急搬送状況」https://www.fdma.go.jp/disaster/heatstroke/items/r7/heatstroke_nenpou_r7.pdf