東京都:熱中症搬送が過去最多を更新する中でのセルフケア
【掲載先:生活ガイド/カテゴリ:熱中症】
結論:東京都の熱中症搬送は令和7年5~9月で9,315人
総務省消防庁の確定値によれば、令和7年(5~9月)の東京都における熱中症による救急搬送人員は9,315人で、47都道府県中最多でした(全国合計は100,510人で統計開始の平成20年以降最多)。東京都は人口規模が大きいため実数は多くなりますが、それでも「日本で最も熱中症搬送が多い都市」であることに変わりはありません。
どこで、誰が搬送されているか(全国データ)
全国の内訳を見ると、発生場所別では住居が38.1%と最多で、次いで道路(19.7%)、公衆屋外(12.1%)と続きます。年齢別では高齢者が57.1%を占め、次いで成人が33.9%です。「外にいる若い人」よりも「家の中にいる高齢者」の方がリスクが高いことがデータから読み取れます。
いつ注意すべきか
6~9月、特に梅雨明け後の7~8月に搬送人員が急増します。
今すぐできる対策
- 高齢者と同居・近居している場合は、エアコンの使用をためらわないよう声をかける。「もったいない」という気持ちより命が大事、という発想の転換を促す。
- 室温・湿度計を置き、エアコンは我慢せず使う。夜間も室温が下がらない日は就寝時もつけたままにする。
- のどが渇く前に水分・塩分を補給する。
- 屋外での作業・運動は、環境省の熱中症警戒アラート(WBGT情報)を確認してから予定を立てる。
- 意識がもうろうとする、汗が止まる、体温が高いといった症状があれば、ためらわず救急要請する。
情報源
- 総務省消防庁「令和7年(5月から9月)の熱中症による救急搬送状況」https://www.fdma.go.jp/disaster/heatstroke/items/r7/heatstroke_nenpou_r7.pdf
- 東京消防庁「熱中症に注意」https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/nichijo/heat/toukei.html