伊豆諸島・小笠原諸島:20分以内の津波と離島特有の避難課題
【掲載先:防災ページ/カテゴリ:地震随伴の津波到達時間の短さ】
結論:東京都(島嶼部)も津波高1mの到達が20分以内
内閣府「南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループ」の計算結果(令和7年3月公表)によれば、東京都(島嶼部)は愛知県・宮崎県・大分県と並び、津波高1mの到達が20分以内とされています。東京都というと本州側の都心をイメージしがちですが、伊豆諸島・小笠原諸島は南海トラフの想定震源域に近接し、本州部分とはまったく異なるリスクを抱えています。
離島ならではの課題:支援が届くまでの時間
離島は、被災した場合に本土からの救援物資・人員派遣に時間がかかります。避難場所の確保だけでなく、被災後しばらく自足する備えも重要になります。
今すぐできる対策
- 島内にお住まいの方は、20分という時間を目安に、自宅・職場から高台までの避難経路を確認しておく。
- 登山客・観光客も多いエリアのため、宿泊施設・港湾施設に避難場所の案内表示を整備する。
- 揺れを感じたら警報を待たず、直ちに高台へ避難する。
- 本土からの支援に時間がかかることを想定し、より多め(1週間分程度)の水・食料備蓄を心がける。
- 定期船・空路が使えなくなる可能性を踏まえ、島内での避難生活に必要な物資(燃料・医薬品等)も確保しておく。
情報源
- 内閣府防災「南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループ」計算結果集(津波到達時間)https://www.bousai.go.jp/jishin/nankai/kento_wg/pdf/jikan.pdf